本場ベトナム料理に欠かせない調味料の一つにヌクマムがあります。
 
ニョクマムと呼ばれることもあります。
 
いわゆる醤油なのですが、原料が魚のため、魚醤と呼ばれています。
 
実は魚醤は日本にもあり、秋田の「しょっつる」が有名ですね。
タイのナンプラーなども聞いたことがあると思いますが、これら全てヌクマムと同じ魚醤です。
 
では、なぜヌクマムが旨いのか。
 
日本の醤油の原料は、大きく言えば大豆と塩ですね。
 
大豆の植物性たんぱく質から分解されたアミノ酸がうまみ要素です。
 
ヌクマムの場合は、原料は魚と塩です。
 
魚の動物性たんぱく質から分解されたアミノ酸がうまみ要素になっているのです。
 
そして魚肉にはアミノ酸以外のうまみ要素が含まれているため濃厚な旨味が料理に深みを与えてくれます。
 
あっさりとした鶏肉のフォー(フォーガー)の中に凝縮された旨味。
その要素の一つにもなっているヌクマムの話でした。

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